ISWの特徴
VUE-DEBUGGERをコントロールするためのソフトウェアで、MS-DOS上で動作するマルチウィンドウタイプのデバッガ・ソフトウェアです。ISWには、次のような特徴があります。
■マンマシンインターフェイスにオーバーラップ可能なマルチウィンドウを採用し、マウスを使用してビジュアルに操作することができます。以下に主なウィンドウとその機能を示します。
■コマンドウィンドウを用意し、主要なデバッグ作業をコマンドでも行えるようにしています。コマンド体系は弊社のスーパーファミコン用デバッガ
IS-DEBUGGER(SHVC) 等に準拠しているため、従来の開発環境から容易に移行することができます。■ブレークポイントは、ハードウェアブレークポイント1個とソフトウェアブレークポイント10個を用意しています。
■ヒストリ機能を用意し、ユーザープログラムの実行履歴を参照することができます。ヒストリ用のメモリとして32KワードのRAMを搭載しております。
■ISASとISLKを合わせて使用することにより、ISW上でソースレベルのデバッグを行うことができます。オプションのVUCCを使用し、C言語でのソースレベルデバッグが可能です。
■C言語でのソースレベルデバッグ時、確認したい変数をソースウィンドウ上でマウスクリックするだけで、ローカル変数や他の変数の値を容易に確認することができます。これらの情報はインスペクトウィンドウに表示されます。
■一連のコマンドをファイルに登録し、自動的に実行する機能を用意しています。ISW起動時に毎回行う必要があるデバッグ環境の初期設定や、利用頻度の多い複数コマンドの並びを、1つのコマンドとして登録し実行することができて大変便利です。
■ウィンドウの状態やウォッチポイント、コマンドヒストリの情報をファイルに保存し、再起動時にこれらを以前の状態に戻すレジューム機能を用意しています。
■バーチャルボーイ用のVUEフラッシュメモリカセットをVUE-DEBUGGERに装着して、デバッグ中のプログラムをフラッシュメモリに書き込むことができます。
フラッシュメモリカセットへの書き込み時間は8Mビットで30秒、16Mビットで50秒と高速です。また、VUEフラッシュメモリカセットやVUEEPROMカセットを装着して、その内容を読み込むことも可能です。
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